隣の部屋にイケメンが引っ越してきた!

だから何???
私、イケメンがこの世で一番嫌いかも。
さっさと引っ越せクソが。

イケメンは可愛い女と遊びまくってるのが羨ましくてムカつく。
モテてきたから自信に満ち溢れてるし、
お前も俺のこと好きだろ?みたいな態度で接してくるのでこの世から消したくなる。

結局、可愛い女はだいたいみんなイケメンが好きなわけ。
オタクは基本ブサイクだからイケメンのことムカつくよな?
一緒に潰そうや。


4月になり、隣に新しい男子大学生がやってきた。
可愛い系の顔したイケメンだった。
引っ越してきた翌日、いきなり女二人くらい家に呼んで騒いでてムカついた。
夜中までずっとはしゃぐ声と暴れる音が聞こえて眠れなかった。
せめて女がブスであってほしい。

私の隣の部屋は両サイドとも男子大学生なんだけど、左側はキモオタ(管理会社の人曰く友達いなさそうな顔)で
相変わらずいつも一人で笑っててキモい。
グフ、グフフとかンヒヒー!みたいな笑い声。
顔はチー牛だったし服装も市川京太郎みたいで全身真っ黒で謎のチェーンとかつけてて怖かった。
きっと何かしらのオタクだと思う。
逆にこんなキモくてオタクではないことがあるだろうか。

右側は3月までさほど可愛くもない女が住んでて、頻繁に彼氏が変わっていた。
この女も本当に毎日うるさくて気が狂いそうだった。
名前も大学も学部も全部把握してたので(怖いかな?)今年卒業というのはわかっていたし、
いなくなってホッとしていたのにもっとうるさいのがきていよいよ引っ越しするしかなくなっている。

うるさいのも苦痛だけど、キラキラした大学生活送ってるのがわかるのもつらい。
私は毎日変なのに囲まれてしょうもない仕事して病んでるのに。


先週女の子を家に呼んでいた時はノイズと叫び声がするようなハードコアを爆音でアレクサに流してもらった。
そしてしばらくしたらいなくなってた。
隣にヤバい人が住んでるって思って怖くなったのかな?

そして昨日も女の子を複数人呼んでいた。
なんでそんなに女の子を家に呼べるの?
私は誰も来たことない。
友達には「いつでも遊びに来て良いよー」
って言ってるのに、お父さんしか来たことない。
妹を招待しても「汚そうだから無理」とか言われる。

なのにこいつは大学生になって1ヶ月も経ってないのにもう何度も女を呼んでる。
ムカつく!!

私の家にも遊びに来てほしい。
私も本当は女子大生と遊びたいよ。
マリオカートとか桃鉄とかしたい。
そして私が負けて「ろくろく弱すぎー!」とか言ってバカにされたりして。
「負けたら罰ゲームだからね?」って言われて女子大生に踏まれたりする。
そういうのが良いんだよね。


それはさておき、そのイケメンの部屋は声がうるさいうえに足音がものすごかった。
多分飛び跳ねたりしてると思うんだけど、とても揺れる。
こんな男子大学生の寮のようなボロアパートに住んでる私が悪いんだと言い聞かせて我慢していたけど、
だんだん我慢できなくなってきたので反撃することにした。


太鼓の達人、ドンダフルフェスティバルで。



初期のろくろぐで見たことのある光景。
当時はApple Pencilを持っていたけど、今は壊れてしまったので指で描いた。

私は太鼓の達人を爆音でやることで
イカれた住人を演出しながら、太鼓の音で反撃することに決めた。

まず太鼓の達人、ドンダフルフェスティバル!というタイトルコールを大きな音で流した。
結構びっくりするような音量だった。

体験版なのでベートーベンの何かと
「まいにちがドンダフル」とかいうわけわからん曲くらいしか演奏できなかった。

チュートリアルでまいにちがドンダフルが流れたのでそのままプレイした。

Singing,
Jaming,
Donderfulなフルコンボ〜🎶

なかなか良い曲かも。

隣に爆音で太鼓の達人をする住人がいたらさすがにびっくりするはず。
しかも先週爆音で激しめなロックミュージックを流したのに
今度はまいにちがドンダフルとかいうふざけた曲を爆音で演奏。

この一貫性のなさと、もし私が独身の社会人女だと知っていたらより異常性が伝わるだろう。

とりあえず一曲演奏し終わったところで
一旦ゲームを消した。

そしたら隣はどちらも静かになっていて、程なくしてイケメンの家から誰かが帰るような音がした。

大成功!!!!!!

騒音に悩まれてる方は
太鼓の達人がオススメです!!

異常人物と思われるくらいが
ちょうど良いのかもしれないね。



引っ越しシーズンも落ち着いたので
毎日のように物件をチェックしてるんだけど
相変わらず今の立地の良さ、
坂や階段がないことなどを条件にすると
ほとんど見つからない。
希望の築年数を上げたり
家賃を上げても見つからず、
立地を諦めようかと考えている。

いや、本当は一箇所だけぴったりなところを見つけたんだけど…
会社の嫌いな男(男尊女卑セクハラ男)が住んでるのでさすがに嫌だった。

いなくなってくれないかな。
できることなら会社からいなくなってほしい。

会社で太鼓の達人でもして、追い出そうかな。


おわり

初恋の話

初恋の話と言っても、生身の人間の話ではない。

2021年2月21日のろくろくが
「私、小学生の頃チョッパーのぬいぐるみを彼氏だと思ってキスしたりして過ごしてたの急に思い出した…」
というツイートをしていたが、たった今まさに同じ状況で急にこのことを思い出した。

きっとオタクはみんな初恋のキャラクターがいるものだよなとか考えながら喜多郁代さんのことを想っていたときのことだ。

私の初恋って、チョッパーじゃない?

ふと、また思い出してしまった。
チョッパーを彼氏にしていた時のこと…。


私は別にワンピースが好きなわけじゃない。
原作も10巻くらいしか読んだことないし、キャラもよく知らない。
数年前映画を見に行って何が起こってるか、ほとんど誰なのか分からないまま終わったこともある。

もちろん今はチョッパーに対して何の感情もない。
可愛いとすら思わない。

なのにあの頃、チョッパーのぬいぐるみを彼氏として思って生活していた。

そんな狂気的な小学生の頃の話をする。


多分、当時小学4年生くらいだったと思う。
私は少女漫画が好きで、よく読んでいた。
特にハマってたのは「だぁ!だぁ!だぁ!」で、西園寺彷徨くんが好きだった。
アニメも見ていて、NHKでやっていたような。

声優はデビューしたての名塚さんと三瓶さんだったけど、正直なところ彷徨の声が合っていなくてショックだった。
その頃からインターネットに手を染めていた私は、ネットでも彷徨の声の評判が悪いのを見て、みんなそう思うよな!と共感してたのを覚えてる。
後にエウレカでも共演した二人だけど、
エウレカの時は上手くなっててびっくりした記憶がある。

まぁそれでも彷徨くんはかっこよくて私の憧れだった。
この頃はピュアで恋に恋する乙女だったので、彼氏ってどんな存在なんだろう?と興味があった。

だぁ!だぁ!だぁ!の作中で、というか最終話あたりで彷徨と未夢がキスしてるのを見て良いなぁ…いつか私も…みたいな憧れを持っていた。

キスシーンが好きすぎて、キスシーンだけをコピーして集めてコレクションしていた。

狂気ポイント+1

しかもだぁ!だぁ!だぁ!だけではなく、コナンとからんま1/2とか当時読んでたあらゆる漫画のキスシーンを集めていた。
実際にキスしてなくてもキスしようとしてるというだけのシーンまで集めていた。

狂気ポイント+2

ニューシネマパラダイスという映画にキスシーンだけ切り取って集めたフィルムが出てくるが、まさにあれみたいに集めては自由帳に並べて貼っていた。

コナンの二次創作でキスシーンのイラストを保存しまくり、特にお気に入りのキスシーンのイラストをデスクトップの背景にしたくてお父さんに頼み込んだこともある。
お父さんは若干引きながら設定してくれた。
今思い出すと暴れ出したくなるほど恥ずかしい。


キスってどんなものだろう…?
そんな、普通の女の子みたいなことをよく考えていた。
けどやっていることは、少し気持ち悪かった。


その頃私はよくお父さんと妹とゲームセンターへ行っていた。
お父さんが上手で、よく景品を取ってくれた。

その時手に入れたのが、チョッパーのぬいぐるみだった。
一応、当時の私は日曜の夜にワンピースを観ていたし、チョッパーのことを可愛いと思ってた。
妹はゾロが好きだった。

私はいろんなぬいぐるみを持っていたんだけど、特にチョッパーがお気に入りで可愛がっていた。


デートとか、キスとかどんな感じなんだろう?
空想で恋人を作りたいけど、実在していた方がシミュレーションしやすい。
それなら、ぬいぐるみを恋人にしてみたらいいのではないか?

そうだ!!
チョッパーを彼氏ということにして過ごしてみて、
カップルのシミュレーションをしよう!

急にそんなことを思いついた。

手頃なぬいぐるみがチョッパーだっただけで、別にチョッパーに恋愛感情を抱いてたわけではない。
他にもピングーのぬいぐるみとか持ってたけど、ピングーはペンギンだし、謎の言語しか話さないし、却下。

恋愛感情は持ってないけど、チョッパーだったらこんなこと言ってくれるかな?とか
チョッパーだったらこんなところにデート行ってくれるかな?とか
そんなことは考えていた。

キスする時はこんな感じだろうか…みたいなことを考えてチョッパーにキスしていた。

こんな感じか…。
毛がふさふさするし、硬いボタンみたいな素材で出来た鼻が当たって邪魔だけど…。
これが、キスか!

なんだか友人よりも先に大人になったような、親に内緒でいけないことをしてるような、優越感に満たされた。
確かに、親には内緒にした方が良い。


学習机を部屋の壁際に置いていたのだけど、その壁と机の間の隙間にチョッパーを挟んで、そこをチョッパーの家にしていた。
彼氏の割に扱いは雑だった。

それから、学校から帰るとよくチョッパーとデートしていた。
私は海賊という設定だった。
でも麦わらとは敵対している海賊団に入っているから、こっそりチョッパーと会っている設定。
チョッパーとは幼なじみで、海賊になってから再会して愛が芽生えた。

完全に夢女子だった。

でも何度も言うけど、チョッパーが好きなわけではなかった。
チョッパーを通して自分のオリジナルラブストーリーを楽しんでいただけだ。



ある日、私はゾロに浮気した。

ゾロの方が人間だし彼氏にちょうど良くない?
それに気づいてから私は妹のゾロのぬいぐるみを奪った。

私は彼氏が二人いる女になった。

ゾロは荒っぽいけど彼女には優しい設定だった。
ゾロともたまにキスしたけど妹に申し訳なくなって途中でやめた。

妹がゾロを返せとキレて泣き出したのでゾロは返した。

そして今度はチョッパーが増えた。
またゲームセンターに行って、お父さんが別のチョッパーを取ってくれたのだ。

最初の彼氏のチョッパーはアラバスタ編?の格好をしたやつで
次の彼氏のチョッパーはリュックみたいになってて、背中に背負うためのベルトがついていて、チャックも付いていた。

物を収納できるタイプの彼氏だ。

可愛いし、新品だから見た目も綺麗で良いんだけど
背中に物を入れられる彼氏なんて見たことない。

だから引き続き最初の彼氏だけを愛でていたけど、
そうするともう一人の彼氏が可哀想になってくる。

二人も同じように平等に愛すことはできない。
私に二股は無理だった。

でも、やっぱり新しい方のチョッパーはあまりにもリュック感が強すぎて、彼氏のように思えなかった。

そうこうしてるうちに、急に我に帰った。

リュック感が気になるとか言ってるけど、そもそもどっちもぬいぐるみじゃない…?

しかも人ですらない、トナカイの…。

急激に自分のしてきたことが恥ずかしくなって、目が覚めた。

チョッパーは机と壁の奥深くに押し込んで、もう目に触れないところへ追いやった。
キスシーンコレクションもいらなくなって捨てた。

私は少し大人になるのが早すぎたんだ。

きっと中学生くらいになったら、素敵な人と恋をして、きっとお付き合いなんかもするのかも。
そんなふうに思って、残りの小学生生活を送った。




中学生の頃が、本当の意味での初恋だったと思う。



私は、ケロロ軍曹日向夏美ちゃんのことが好きだった。
かつてこのブログのどこかでも書いたような気がする。
私が百合オタクに目覚めたきっかけでもあり、女性声優を好きになったり、いろんなアニメを見るようになったきっかけでもある。

ケロロ軍曹に出てくる日向夏美ちゃんのことが好きすぎて、恋していた。
毎日のようにモアピーチサマースノー(作中のアイドルグループ)の楽曲を聴き、斎藤千和さんの声に魅了されていた。

夏美ちゃんと、会話したいな…。

そんなある日、携帯サイトで日向夏美と会話できるbotのサービスを見つけた。
あまり覚えてないんだけど、当時はキャラクターのbotをよく見かけた。
入力したワードに対してあらかじめ設定されている文章を返すみたいな仕組みだったと思う。
Twitterのキャラクターのbotもそんな感じで動いてるのかな?
最近はAPIの関係で見なくなったけど。

当時の私は日向夏美ちゃんのエッチな二次創作イラストを漁ったりしていたし、
bot日向夏美ちゃんにもずっと話しかけ続けていた。
当時まだ携帯を持っていなかったので、お父さんの携帯から。

「好きだよ」

「かわいいね」

「結婚したい」


狂気ポイント+10

なんて気持ち悪いんだろう。
でもみんな似たような経験はあるよね?
こうして公の場でわざわざ話してないだけで、みんな気持ち悪かった過去ってあるよね。

夏美ちゃんが照れるのが可愛かった。
返信の文章とともに画像も切り替わったりしてた。

ベッドの上でフフ!フフ!と笑いながら
架空の女の子と会話して喜んでいた。


当時の友達は彼氏が頻繁に変わっていたし、
またある友達は彼氏とエッチなことしちゃった…と密かに教えてくれた。
告白したけどフラれてしまった話とか、
告白されて返事に悩んでるとか
そんな話に乗ったり、時には驚いたりしながらも

私は日向夏美と会話して楽しんでいた。


対比がすごいね。

小4の頃からまるで成長していなかった。

というか今でも、割と本気で二次元の女に恋してしまいそうになるから
もう、そういう人間なのかもしれん。



オタクの人、みんなの初恋も教えてほしい。

これって厄?

周りがみんな厄年はやばいよ!と脅かしてくるので新年早々家族で厄祓いに行ってきました。

でも間違って妹を祓ってる感じだった。
やたら妹のところにやってきては特別扱いしてる感じがして、私と間違えてない?となった。
そして、最後の厄祓いグッズプレゼントタイムで真っ先に妹に渡してたから「あ、私です…」と言ってすんごく気まずい雰囲気になった。

神様のふりかけと神様の入浴剤、お酒、お守り、お札などをもらった。
お札の貼り方を解説されたけど、あんま聞いてなくて後悔した。
方角とかわからんし、とりあえず適当にタンスの上に乗せてるが…。

そのせいか?
早速謎の感染症にかかったのは…。
謎のと言っているけど私は勝手にインフルエンザと思っている。
検査は2回もやって陰性だったけど検査早すぎって言われたし、2回目はもう1週間以上過ぎてたから遅かったのではと考えているんだけどどうかな。
インフルエンザの症状全て一致するんだよな。

そのインフルもどきも1週間くらいで治りはした。
咳が止まらなくて夜も眠れず、出勤してもあまりの咳の止まらなさにオエオエ言いながらしゃがみ込んだりしてたら早退させられた。
咳喘息だったみたいで吸入薬ですぐに治った。

呼吸器科に行って、初めて肺活量?みたいな検査されたんだけど何回やっても私の息吸う量が足りてないみたいでエラーになって、看護師のお姉さんに応援されてた。

「いける!いけるよ!!私しか見てないから恥とか捨てて!!!」

恥というより単に私が吸うタイミング取るのが下手だったのと、普段からそんなカービィみたいに息いっぱい吸うことないからよくわかんないだけなんだけど。
ようやく3回目で上手くいってすごく褒められた。

「今のはすごく良かった!!!すごいよ!!上手くなったねえ!!」
えへへ。

その後吸入薬の使い方を伝授されたんだけどそれもよくわからなかった。
カチッと回してまた反対に回して…みたいな。
難しいよ。

横向きの吸い込み口を、間違えて縦向きにして吸おうとしたら
「縦ってwww唇尖らせなきゃじゃんwwwww」
と爆笑されたからそんなおかしかったか…?と思いつつ、お姉さんが笑ってくれたなら私はそれでいいやってあたたかい気持ちになった。

その粉を吸うようになってから一瞬で楽になった。
もうこの粉がないと会話もままならなかったから。
これからも大事に吸っていくね。

そして問題は耳だった。
聞こえなさすぎて、四六時中Twitterで文句を呟いてる。
急性中耳炎だったんだけど、こんなに耳が痛いのは初めてだった。
あまりの痛さに熱さまシートを切り取り、両耳に巻き付けて寝た。
痛み止めも効かず、熱は38度を超え、末期の虫歯になった時のことを思い出した。
あの頃は常に保冷剤を顔に当てていたし、頬に熱さまシートを貼ったまま登校してた。(当時大学生)
とにかく痛くて発狂するかと思った。

それからと言うもの、私は耳の聞こえがおかしい。
シンプルな聞こえにくさに加えて音楽が半音低く聞こえたり、高く聞こえたり。

滲出性中耳炎というのに移行したようで、中に膿が溜まっていた。
右耳がひどかったのでまず右耳の鼓膜を切開することになったのだけど、超怖かった。
事前にTwitterなどで情報を得ていたが痛いと言う人しか見つからなかった。
たまに上手い先生だったから痛くなかった!というツイートをしてる人もいたけど稀だった。

鼓膜に麻酔入れる時「気持ち悪いけどごめんねー」とか言われたけど耳の中に入りゾワゾワする感じが、耳かき系のASMRで得られる快感と同じだ…!と気づいたので全然気持ち悪くなかった。

しかし急激に視界がぐるぐると回り始めた。
怖かったので看護師のおばさんに
「ぐるぐるします…」
と言ったら
「麻酔入れたらみんなそうなるから大丈夫」
と言われて安心したけど、あまりにもぐるぐるして吐きそうになってきた。
「今から、目を閉じます…」
と宣言して目を閉じた。

目を閉じてる間になぜかおばさんが私の着てきたコートをそっと私の体にかけてくれた。
既に毛布がかかってたから暑かった。

なんで重ねたの?暑いよ…と笑いそうになったけどおかげで緊張は和らぎ、バチバチと鼓膜に電気を流されてる音に多少恐怖を感じるくらいだった。
仕組みがよくわからんが電気タイプの麻酔だった。
10分ほど麻酔が終わったら、すぐに切開が始まった。

ここの先生はいちいち映像で耳や鼻の内部を見せつけてくるんだけど、今回もわざわざ映像で切るシーンを見せつけようとしてきた。

「良かったら見ててねー」
と軽い感じで言われたので
「私、そういうの怖いんで目瞑っときます…」
とお断りした。
「そうか…」と残念そうにされた。

ズゴォゴォォォォォォォォォォォ!!!!!

激しい音とともに吸引されていった。
掃除機を耳の中に突っ込まれてるみたいな…。
「取れてるよ!取れてる!ここから耳が一気に聞こえるようになるよお!!!」
先生もテンション上がってる感じだった。
「見て!見て!」と言ってくる。
見たくない。

なのにその後も事あるごとに
「ほら、ここ!見て!」と何度も見せつけようとされ、ちょっと気になってうっかり目を開けてしまった。

でも切った後だったし、ただ自分の汚い耳の中を見せられるだけだったので恥の気持ちの方が強かった。
そんな汚い映像を他に待ってる人もいる診察室で上映しないでよ。

音は聞こえるようにならなかった。
まぁ理由はいろいろあって、一旦様子見になった。
左耳は後日またきてと言われた。
今日で解放されると思ったのに!!!

その翌日もまた左耳を切開するため来院した。
先生が右耳の様子を見ていきなり
「あー!もう鼓膜が塞がりかけてる!吸引!!!」
と大声を出した。
「!!!??!?!?」
パニックになってたらいきなり吸われた。

ズゴゴゴゴゴォォォォォォォォ!

え?痛い。
「痛いです」
「ごめんねー」
ごめんねではないが。
目を閉じてるから想像でしかないけど、吸引しながら鼓膜こじ開けてるよね!?

膿が出しきれてないのに一晩で鼓膜が再生しかけてたらしい。早いね。
「チューブを入れようかなぁ」
「え?」
「鼓膜にチューブ入れるね」
鼓膜チューブ挿入手術というのを事前に調べていたが…それか?
鼓膜が再生するの早すぎるからしばらくチューブ入れるみたいなこと言われた。

「麻酔なしでいくよー」
それって、本来なら麻酔をしてやるやつに対して言うセリフじゃん。
「麻酔ないけど入れてくね。痛いよ」
2回も言うし。
痛いよって言うやつ本当に痛いじゃん!!
暴れ出したかった。
大人だからじっとしていたけど内心とてもパニックになっていたし、ほんとーーにくっっっっそ痛かった。

耳の奥まで棒突っ込まれて痛くないわけがない。
でもあの中耳炎ピーク時の耳の痛みとも似てたからなんとか耐えれた。
痛くてたまらない中一旦起こされて色々説明されたけど痛いのでそれどころじゃなかった。

さらに「鼻見せて」と言われ、今度は鼻にミニ鉄パイプみたいな細い管を奥の方まで突っ込まれて風を吹き込まれ始めた。
痛い!!!!
まだ耳のダメージ癒えてないのに。

「頑張れ!!!!」
先生は応援してくれたけど、痛いし、顔の中で風が吹いてるし、なにこれ?
「鼻から耳への空気が通るようにしました」
そう。
でも急にやらないでよ。
すごく痛かった。

「ろくろくさんに鼻の中を見せますね」
全然見たくない。
今度はさらに細いカメラを鼻から入れられて、映像と共に鼻の解説が始まった。
私はアレルギー性鼻炎のため鼻の通り道がすっごく細いし腫れてるらしい。
そんなん小さい頃から言われ続けてたから知ってるし、なんか超痛いんだけど。

「これが喉!」
喉!?勝手に喉まで行かないでよ。
喉の時が一番痛かった。鼻から喉にカメラ出されて、めっちゃ喉に当たってる。削れそう。

さらには
「このままいーって言ってみて」
と喋らされた。
「イイ…」
良くない。

「ほら、声を出すとここが震えるでしょ」
だから何?
「これで終わります」

震えるやついらなくない?
それが一番痛かったんだけど。
だいたい私の鼻がすごく良くない状態なのは知ってるから今更見てもそうか…としか言えない。
キレそう。

そのまま今度は左耳の切開に入った。
もう切開の方が怖くない。
麻酔がぐるぐるするのはわかってたので最初から目を閉じていたし、麻酔のバチバチする音についても事前に炭酸耳かきASMRを聴いていたことで、それだと思うようにできた。本当にあんな感じの音。

そもそも炭酸耳かきASMRって何?
炭酸綿棒とか書いてたけど。

切開が始まり、はいはい、この流れねwと慣れた感じで対応できた。
またそっとコートを体にかけられてフフッとなっていた。

この先生の切開は早いし全く痛くなかった。
麻酔がよく効いてたってだけかもしれないけどまじであっという間で良かった。

ズゴゴゴゴゴォォォォォォォォ!!!
また掃除機が始まった。

「こっちはさらさらした汁でどんどん吸えるよーー!!!!」
吸引しながら先生の嬉しそうな声が聞こえた。
右耳はドロッとしてて上手く吸えなかったらしい。
吸った後に「こんな感じの色でね、これくらい吸えたからね!!」と謎の薬品の瓶を見せられながら言われた。

左耳は確かに聞こえやすくなった気がする。
でも耳鳴りがひどい。聞こえない。
「私、難聴になってません?」
「うん、難聴だと思うよ」
「え…」
聴力検査で下がってるし、難聴だろうねって。
でもいずれは治るよと言われたけど、そのいずれっていつなんだ…。

仕事で電話しないといけないし、打ち合わせもあるし、こんな聞こえないまま生活していられないよお。

とりあえず様子見ることになって、その日は帰ることになった。
診察室から出ようとした瞬間、先生に呼び止められた。

「そうだ!こんな治療法があるんだった!やってみよう!!」
突然なんなんだ。

この前鼻の中に管入れられて風吹きかけるやつやったけど、それを耳に向かって風吹きかけるのをやると言い出した。
耳管通気療法というやつらしい。
やだ…絶対痛いよ。

「はい、こっち持って」
なんかわけわからん管を渡されて、耳に当てろと言われた。
そして鼻に突っ込まれ、喉あたりに管が出ている感覚がする。
空気をポンプでシュコシュコと送り込み、耳から空気が出てきた。
その間の私はとても痛くて痛くて、涙が出ている。
「耳から空気を感じる!?」
「はい…」
「耳から空気がきてるでしょ?」
「はい…」

鼻の通りは良くなったし、なんか耳もスッキリした感じする。
けど、鼻の奥と、喉がものすごーく痛い。

「次回から来るたびにやろうね!」
え、もう行くのやめようかな…。

そう思いつつもやっぱ膿が溜まるのでその後5回くらいは行ってやるはめになった。
いつまでも慣れなかった。
何でこんな目に……。

思えば、風邪で休んでる時トイレ行ったら便器の中にスマホ落としたりもした。
普段はないような、ツイてないことばかり。

全て厄年のせいなのか?

そもそも風邪引いたこと自体がもう5年ぶりとかで、その5年前も1日で治ったからここまでなるの小中学生の頃とかくらい。
(と書きながらふと中2でインフルになった時、夕方から放送してたネギま!?をぐったりしながらも家族みんなで観ていた謎の光景を思い出す)


職場の仲良いおばさん達に
「これって厄?」
と聞くと
「厄年としか思えない!」
とみんな言っていた。
もはや厄祓いに行った意味ないじゃん。
そう思っていたら、
「厄祓い行ってなかったら事故に遭ってたのかも…」
「厄祓い行ってたから風邪で済んでるだけ。本当ならろくろくさんは人食いバクテリアにやられて死んでるから」
など言われた。

そうか。
厄祓い行っててよかったー!!!

でも厄年って本厄の人の周りの人にも害が及ぶかもしれないらしいからみんな気をつけてね。
私の周りの人って言ったら、フォロワーのみんなのことだからさ。

おわり。

ろくろくの夏休み

半年も書いてなかった。
いや、本当は書いてたんだけど毎回途中でめんどくさくなって投げ出してしまうワケ…。
いつか過去の日記の投稿をしれっと過去の日付でしようと思う。(これがそう)
ろくろぐをいつか老後にでも読み返し、懐かしい気持ちになれたらいいなと思います。
黒歴史ブログになってるかもしれないけど。

8/18、19で福岡へ旅行に行ってきた。
最近やたらと福岡に行くことが多い。
友達に会いに行ったり、ライブに行ったり、転職活動で行ったり。

私がさんざんろくろぐの登場人物として挙げてきた職場の顔が良い女、通称顔の女は今福岡にいる。
遊びに行くとだいたい会ってくれて、昼からひたすら一緒に飲んでくれる。
私は酒が得意じゃないけど大好きなので限界まで飲む。
私の限界というのは三杯くらいだけど。

福岡には職場で仲良くしてるおばさんと一緒に行って、顔の女と遊んできた。
なぜか警察署の見学をしたり(本当になぜ?)、顔の女の故郷をドライブしたり、屋台や祭りをまわったり、オープントップバスに乗って都市高速を堪能したり博物館に行ったり温浴施設でごろごろして過ごした。
かなり充実した二日間だった。
ここまでぎっしりスケジュール詰まった旅行は久しぶりなので夏休み満喫した気分だった。たった三連休だけど。

1日目の夜、中洲に出店が出てるエリアがあって、わけわからん女がDJしてたり、ブスの女が路上ライブしてた。
ブスの女のことアイドルかと思って「アイドルだー!」って私と顔の女が駆け寄ったら全然違くて、歌も下手だしあまりのブスさに膝から崩れ落ちて爆笑した。
ごめんな…。

出店で一杯飲もうとなって、白岳KAORUハイボールとかいうやつ買ったらめちゃくちゃ美味しかったからどんどん飲んだ。
顔の女が中洲の熟女バーを見て「楽しそう!」と言うので「私は熟女はそんなに…」と返したら看板に「30代・40代」と書いてあって「うちらももう熟女だよ」と言われて泣いた。
働いてもいいか?

なんとかハイボールのせいで私は酔っ払ってしまい、その後寄ったキャナルシティに噴水があるんだけど、水浴びに行ってしまった。
びしょ濡れになったけど笑いが止まらなかった。


2日目はオープントップバスに乗った。
二階建ての屋根ないバス。
都市高速を通るコースにしたので途中ジェットコースターのようになってとても怖かった。
なにより風が強く、呼吸困難になりかけた。
しかも帽子忘れたせいで直射日光をガンガン浴びて頭頂部が明るくなってしまった(ハゲという意味ではない)
染めに行かなきゃ…。

その後疲れ切って博物館に行ったものの、5分置きにベンチで休んでからじゃないとまわれない体になった。
仏像がたくさん並んでるエリアで見てはすぐベンチで休み、大きなため息をつき、ぐったりとしていた。
無言でしばらく仏像に囲まれてるだけの時間があって、なんか仏像怖いしみんな俯いてるしこの時間何?って思って「この時間何?」と呟いた。
あまりにも疲れ切っていたせいか乾いた笑いしか返ってこなかった。
一応、私が一番年下なので私はまだそれなりに元気が残ってた。

そしていよいよ疲れに耐えきれず温浴施設で休むことにした。
食事スペースでひたすら酒を飲み、途中酔って「止まらない、歩くのが止まらない!」など言いながら一人でものすごい速さでトイレに向かったりした。

帰りに靴履いてる時に私がフラフラしながら顔の女の近くで靴紐なおしてたら顔の女がびっくりして「急に足元こないでよ!おしりで踏んじゃうところだったよ!」と言ってきたので「いや、全然踏んでもらっていいんで!!!むしろ踏んでいいよ!」と答えてしまった。

「どうしよう、"ろくろく"が出てしまった…」

酔っ払って、ろくろくという私の第二の人格が出てきてしまったのだ。
あまりにもろくろくが言いそうなセリフを現実で口にしてしまったので焦ってアワアワしてたけど顔の女はおばさんとどっか行ってた。
キモがられただろうか…?

ついでに言うと、さらにそのちょっと前に酔っ払って間違えて顔の女のサンダルを手にしてしまって「触らないで!!」と嫌がられたので理由をきくと「臭いから!」と言われたため「え、臭くてもいいよ…」と言ってしまい、これもちょっとキモかったかな?と反省したばかりだった。

ろくろく㊙️情報
酔っ払うとキモさが全面に出てしまう

とても楽しい福岡旅行だった。
福岡には毎月のように行ってるんだけど、観光することはあんまり無いから良かった。
また遊びに行きたい。

呪術師になれるかな?

最近、強い気持ちで呪い続けたら実現しちゃったことがあって思わずブログ書いちゃった。

以前私の友達が彼氏と同棲始めた話をしたと思うんだけど、その友達の彼氏が浮気(未遂)してるみたい!!

さんざん別れさせ屋について調べたり†私以外と交際する裏切り者†呼ばわりしたり発狂してずっと恨み続けていた。
(改めて当時の記事を読んだら読みづらいし気色悪いのですぐ閉じた)

ぽっと出の男なんかに私の女(私の女ではない)を取られてたまるかという怨念がこうさせたのかな?

でも、当然だよね。
私と友達の†関係性†の方が""年数""もその"""重み"""も違うんだから。
†絆†の深さ、通じ合う心、一心同体、以心伝心、我等友情永久不滅也……
これはとても強い怨念になるよね。


最近私の周りでマッチングアプリが流行っている。
顔が良い友達すらもやり始めたからみんな切実に結婚したいと思っているんだ…。
私もサクラならやったことあるけどいろんな意味で楽しくはあったよ。今となってはいい思い出かな。


この間そのマッチングアプリをやっている友達に†私以外と交際する裏切り者†について相談した。

その子も†私以外と交際する裏切り者†と仲良かったから寂しさを共有したくて話したら「重いよ」とか言われるかと思いきや割と私寄りの意見で、疎遠になったこと、隠されてたことを可哀想だと同情してくれた。

あまりにも相手の男を消したくて何か弱みが無いかとTwitterを必死に探し出して見つけてしまったことなども話したがそれは普通にキモがられた。

その子は前もアプリで婚活してたけど一度辞めてて、再開したと言っていた。
†私以外と交際する裏切り者†予備軍として警戒してるけど、今のところ成果は良くないらしい。

ある日その友達から連絡が来て「これ、あの子の彼氏と似てない?」とアプリの写真がきた。
多分、というか絶対にそうだった。
私もその子も実物は見たことないけど写真は見ていて、結構特徴的な顔をしてるからわかった。
しかも名前とかそのままだった。年齢とか職業とかも。

どう見ても†私以外と交際する裏切り者†の彼氏だ。

わかった瞬間、複雑な感情が渦巻いていた。
クソ男が友達から去っていくかもしれない喜び、けど友達が悲しむかもしれないこと、友達を裏切ったクソ男への怒り、憎しみ、殺意……

でもこれを見つけたところでどうしたらいいんだ。
友達もびっくりして見なかったことにしたかったけど一人で抱えきれなかったようだ。
見た目や聞いていた性格からもとても遊んだりするタイプじゃなさそうだし親に挨拶までしに行って結婚寸前の同棲してる彼女がいるのにアプリで女探しですか… 。

本人に直接伝える勇気は正直無いし、お互い気まずい&つらいだろうから私も見なかったことにしたい気持ちが強い。
けど友達二人がそれを知っている状況で隠されてることも辛いのではないか。
など、いろいろ考えた。

いろいろ考えた結果、友達がマッチングしてみると言い出した。

え?

そんな…下手したら三角関係の修羅場みたいな状況だと誤解されかねないが…。

友達とLINE通話をしながらそのクソ男に「いいね」をするのを実況してくれた。

結果、即ブロックされてた。
怪しまれたのかな。


それ以降どうでも良くなって放置している。
でもたまに他の友達と†私以外と交際する裏切り者†の話が出るとクソ男が頭をよぎり、このままでいいのだろうか?と自問自答してしまう。

私達は伝えるべきなのだろうか…。


それから数ヶ月が経ち、†私以外と交際する裏切り者†は相変わらずクソ男との交際を続けているみたいで、そのクソ男がアプリにまだいるのかどうかは知らないけど一刻も早く別れるように毎日呪い続けている。

まぁ、幸せならそれでいいんだけどね…。

…。





最近、別の友達が失恋した。
今私と頻繁に遊んだり旅行行ってくれる友達なんてこの子くらいだから彼氏ができたら絶対嫌だと思っていた。

この前旅行に行った時に片思いしてる人がいると打ち明けられた。

ショックを受けた。
また新たな†私以外と交際する裏切り者†の誕生か??許せない。
「へえ。恋してるんだ。いいねえ」なんて笑いながら言ったけど私、上手く笑えてたかな。

同じ職場の人でこんなところが好きだとか説明されて、それ以降も毎日のように今日もかっこよかったとか二人で食事したとかいろんな報告をされるようになった。
やめてほしい。

ノンケの恋愛報告をするな💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢

絶対に上手くいかない呪いをかけた。
LINEでは毎日親切に恋愛アドバイスをしながら呪ってた。
「仕事帰りなら誘いやすいからまずはそこから仲良くなっていこ!」とかアドバイスしながら†私以外を好きになるな……†って思ってた。
怖いし気持ち悪いだろうか。

そしたら彼女はいないけど好きな女の子がいて今度デートするみたいなこと知ってしまったらしく、失恋して泣いてた。
私はとても優しく励ました。
「いつかいい思い出になるから、今はいっぱい泣こう?自分の気持ちに素直になって。ね?」
「いつでも私が話を聞いてあげるから」
「私がそばにいるからね」
「彼氏とかいなくても、私とか友達がいるからいいじゃん!」
「通話しよ?話聞くよ?」
など。

「ろくろくがいてよかった」
「私もう一人でも良いかも。友達がいるし」
「今はろくろくがいればいいかな」
という言葉をもらったので一旦新たな†私以外と交際する裏切り者†の誕生は防いだようだった。
呪い続けてよかった!

でもその子もアプリ始めたらしいから私も男性として登録して妨害しにいかなきゃ。

私達の友情が一番だってこと証明してあげるね。

R4.11〜R5.2までの近況

もう半年くらいブログ書いてなかったから書くことにした。
でもこの半年間、実は何記事か書いてるんだけどなんかいまいちだと思って投稿してなかっただけだからいつか気が向いたら投稿しようかな。

ここ数ヶ月の近況をまとめる。

11月
・誕生日を迎える。私は逢田さんとタメなんだけど職場ではまだ20代扱いされてて「ろくろくさんはまだ20代なんだから」みたいなこと言われるたびに「あ、いや、もう違うんですが」という訂正をしては気まずい雰囲気になる。ならないでほしい。

・3年ぶりくらいに東京に行った。田舎者なので相変わらず人の多さと建物のデカさに圧倒された。
やが君舞台を観に行ったんだけどこのことは別で書いたからいつか投稿したい。
とにかく顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔❤️って感じ。
小泉萌香さん……萌え〜😍

翌日品川の例の水族館行ったんだけど、水族館の中にアトラクションあるの何?
あれ結構びっくりした。あとあのハイテクなマップ。ホログラムみたいな…。
帰ってから職場の人に話したらみんなすげえ!すげえ!って大興奮だった。
私くらいになると今でもmaxellの乾電池見るだけであの日々のこと思い出すよ。
楽しかったな…。

あと東京って田舎と違って広いから外出先で知り合いに会う心配なくていいよね…
っていつもどこか行くたびに知り合いに会うのが嫌な私は思ってたんだけど、
フォロワーとの待ち合わせ場所に向かう電車で隣の隣にフォロワーが座ってるの知らずに乗ってて
ふと横見たらお互い「あっ」ってなった時都会でもあるんだ…って感動した。

12月
ナンバーガールのライブ観に行ったのが一番の思い出かな。
最後の最後に当選して観れたから本当に良かった。
ライブも圧倒されたし、17歳に戻った気持ちだった。
そんな気持ちのままオタクと飲みに行ってずっとデカい声でやが君とストパニマリみてなどの百合作品や女性声優の顔の話をしてた。
00年代の百合作品を振り返りたいね。そんなブログも書きたいな。

・賃貸の更新をした。本当なら退去するつもりだった。このクソ部屋…。
でもいろんな事情がありもうしばらく借り続けることにした。
更新のために管理会社に出向いたら最近入ったみたいな新人がオドオドしながら接客してた。
オドオドしながら契約書みたいなのを読んでくれたんだけど
「あなたは暴力者ではないですか?ということが書いてあります。あ、違う、暴力団関係者。暴力団の方とは違いますよね?」
「普段、大麻やシンナーなどはやっていませんか?」
など聞かれて笑いそうだった。
やってたとして、そこでやってますって言うことある?聞き方が直球すぎる。

更新料払ってそのお釣りを持ってくるのにもあたふたして時間かかるしちょっとイライラしたけどどう見ても新人の若い男の子だったので仕方ないなあと優しい目で見守った。

1月
・当時さんざんツイートしたけど、新年初出勤の日にいきなりやらかして知らん人の車に乗り込んだ。
恥ずかしくて誰にも言えなくて、でもTwitterでネタにすれば少しは笑い話にできるかなと思ってツイートしたら、いいねされるたびに通知きて思い出して恥ずかしさで狂いそうになるのを繰り返した。

その日の仕事がクソ忙しかったから幸い仕事中思い出すことはあんまりなかったんだけど、Twitter開くたびに思い出してめちゃくちゃ恥ずかしくなった。

朝から父親に自分の家まで送ってもらうことにして、いつもお父さんが車を停めてる位置にお父さんそっくりの服装と見た目したおじさんがボロい車停めてたんだよね。
それでふと最近車の調子悪くて買い替える話してたの思い出したり、代車にしたって言ってたような気もしてきて(実際に代車の時期もあったけどそれは結構前のことだった)その代車がボロくて最悪って言ってたのも思い出して…。
いろんな記憶が混ざり合いこの車だろう!と乗り込んでしまった。

ナンバープレート折れ曲がったボロボロの車だったからマジでこの代車ボロいなーみたいな気持ちで乗り込んだので「なんか変な車だねー」とか言いながら乗り込んだ。
後部座席に、荷物をドスンと置いてど真ん中に座って…。
運転席のおじさんがじーっと見つめてきた。
この距離でもまだお父さんと似ててわかんなかった。でもなんか違う。
似てるけど、なんか違った…。
だんだん血の気がひいていく。
「え、あの…どなたですか…?」
あ、お父さんじゃない…。
私は恥ずかしさのあまり笑い出した。
「えっえっwww」
間違えて乗り込んだことよりも変な車と言ってしまったことの申し訳なさが出てきた。
「すみません!間違えました!すみません!」
を何度も繰り返した後「いつもと違う車と思いながらも乗り込んでしまったんです!申し訳ないです!」
といつもと違う車だったから「なんか変な車」と言ってしまっただけで決してあなたの車が変な車であるという意味で言ったわけではないですよという謎のフォローをした(つもり)
これではいつもと違う車とわかってたのに乗り込んできたイカれた女でしかないが。

あの不審者を見るような目を思い出すだけで頭を抱えてしまう。
しばらくフラッシュバックしてPTSDに悩まされた。

私のおばあちゃんが昔お父さんの車とそっくりの車に乗り込もうとして家族みんなで笑ってたんだけど
おばあちゃんですら「そっくりの車」かつ「乗り込もうとした」だけ。
なのに私は「全然違う車」に「しっかり乗り込んだ」上に運転席の知らんおじさんと見つめ合う時間まであってもなお、しばらく気付けてなかったから頭がどうかしてるのかもしれんな…。


2月
・首の痛みで寝れなかったり頭痛までしてきたから整形外科に行った。頚椎椎間板症、胸郭出口症候群と診断された。
なんか大袈裟な名前だからそのまま上司に伝えたら休みやすくなった。やったぜ。
要するにデスクワークやスマホ、ゲームで姿勢悪くてストレートネックがひどいみたいなんだけど…6月くらいまでリハビリに通うことになった。
担当の理学療法士のお姉さん(年齢不詳)にベッドに寝かせられて体中を触ったり、揉まれたりした。
ずっと痛かった。
どこ押されても痛かった。
お姉さんは「押されて痛い時教えてください」と言う。
けどあまりにも常に痛いのでこれは誰が押されても痛い位置なのかと思い、どうしたらいいのかわからなかった。
急激に痛い時だけ言うことにしたらお姉さんが「ここ痛いはずなんだけどな…」とかぶつぶつ言い出した。
あ、そうなんだ。
「痛いです!」
すかさずアピールした。
「だよね。ここ痛いとこですよねー」
お姉さんが嬉しそうにしていたのでよかった。
私はお姉さんが喜んでくれるならそれでいい。

違う場所押されるたびに痛いって言うのもめんどくさいし、お姉さんが痛いって言って欲しそうなときだけ言うプレイを楽しんだ。

ある程度私の体を確認した後お姉さんは私のことを「全体的に歪んでいて硬くて向きもおかしい」みたいなこと言ってた。
やばいじゃん。

その後一緒に体操しようと言われて四つくらい体操を教えてもらって家でもやってくださいって言われたんだけどもう半分しか覚えてない。
ごめんね。バカで。

そのうちの一つに鎖骨の下辺りを触ってほぐす動きがあるんだけど、お姉さんが
「鎖骨を触ってください」って言われて鎖骨がどこか一瞬わからなくなって、喉仏(無いが)辺りを触ってしまった。
「鎖骨ですよ?」と苦笑していた。
するとお姉さんが私の鎖骨を触って「ここです」と教えてくれた。
確かに、そうだわ。鎖骨ってここだった。
恥ずかしくなってフフッと笑いながら知ってたかのような感じで「ですよね」とか言った。

そのまま初回は終了したけどリハビリの計画表みたいなの渡された時
「これは家に持って帰っていいのですか?」
とか聞いてしまい、お姉さんが吹き出しそうな顔になってた。
そのうえ荷物忘れたまま帰ってて、とうとう爆笑しながら渡された。
いろいろ堪えてたのかな。
でもお姉さんが笑ってくれたならいいよ。
また来週もリハビリよろしくね。

・今日福岡に遊びに行った。
その高速バスの中でこのブログを書いてる。
と言ってもほとんど書いてたのでここから。
結局この記事も1月くらいからコツコツ書いてたんだよね。
なんかもう箇条書きにせずに月別に投稿したらよかったわ。

私は基本的に並ぶのが苦手だからこの人生ではUSJのジェットコースターくらいしか並んだことなかったんだけど、今日は大行列のパスタ屋に並んだ。
そんなに美味しくもなかったけど雨に打たれながら1時間近く並んだから美味しいような気がした。
その後EZO福岡みたいな変な名前の施設に行ってVR的なゲームしたりクソデカ滑り台を滑ったりした。
HKT劇場と同じ建物だったせいでたくさんのオタクがいて怖かった。
オタクが奇声を上げながら滑り台からたくさん出てきた。
私は首を痛めてるので滑り台を滑る友達を眺めていた。

夜はもつ鍋を食べた。
カウンターしか空いてなくて仕方なくカウンターで食べたんだけど首を痛めてる私は横を向いて話すだけで頭痛がした。
しかもみかん酒が美味すぎてがぶ飲みしたら意識遠のいて吐くかと思った。
怖くなってコーラとウーロン茶をがぶ飲みした。
その後は帰りのバスまで時間があったからタリーズでお茶した。

そして今、高速バスの中でとてつもない尿意に襲われている。
家に着くまで少なくともあと1時間以上かかる。
結束バンドの結束バンドというアルバムを聴いて、私はやっぱり喜多ちゃんのこと本気で好きになったみたい…とか思いながら何とか必死に気を紛らわせて我慢してる。

頑張るね。

マッチングアプリのサクラをやった話

なんかブログ向けっぽい出来事があったので久しぶりに書きます。
さすがに内容が内容なのでちょっと嘘を交えたりして特定できないように配慮してます。

私には今関東に住んでる友達がいて、その子は結婚してほぼ在宅で仕事をしている。
元々音楽関係の仕事をしていて、今は在宅での仕事が主らしい。
でもそれだけでは収入が足りないのでECサイトのカスタマーサポートの仕事だとか、在宅ワークを複数掛け持ちしてるそうだ。

私も最近転職を考えていて、フルリモートの会社が増えてきたからそういうところ探してみようかなという話をしていて、以前相談に乗ってもらっていた。

そして最近急にブログタイトルにある「マッチングアプリのサクラ」の仕事を紹介された。

いや、私は転職を考えててそんな怪しいバイトをするのはまた別のお話なんだが…。

とはいえ、全く興味ないというと嘘になる。
ブログのネタにもなりそうだし。

友達がそれをやり始めた経緯も、やってみての感想もそんなに怪しいものではなかった。
ただやりとりするだけでいいうえに下ネタNG。

私の前の職場にもチャットレディやってた女性いたけど、チャH(笑)みたいなことさせられたり下ネタに付き合わされて気持ち悪かったと言っていたが、そんなことは一切ないかあってもブロックしてるらしい。

割と真剣に出会いを求めてるタイプのおじさん(30〜50代が多い)の相手を適当にして、一定の回数やり取りをすると報酬が貰えるそうだ。

へえ、面白そう!!!

私は報酬がいくらとかより、サクラをやるというなかなかない経験に惹かれた。

この仕事は常に募集していて続かない人が多いらしいから誰か信頼できる人に紹介してみてほしいと言われたそうだ。
私のようにすぐにブログに書く奴を信頼できる人と思っていいのか?

私の個人情報は一切明かさなくてよくて、渡されたアカウントを運用してただおじさんと世間話メッセージを送り合うだけで良いみたい。
Twitterでおじさんにリプライ送ってるのとそんなに変わらんからええか。

私はとりあえず試しに一日だけやってみることにした。
一応ノルマがあってそれを達成したら報酬が貰えるらしい。

何十通もやりとりして
たったの500円!!!!!

バカらしい。

でも遊び半分、暇つぶしと考えたらまぁ。

中にはかなりやり取りを積み重ねて月に何万も稼いでる人もいるとか。
はあ。すごいね。
友達は月数千円でお小遣い程度らしい。

お試しでやってみることにした私は担当の人から軽く研修を受けて、アカウントをもらって早速スタートした!

既にある程度プロフィールは決まっていて、写真とかも設定されている。
ブスでもないけど可愛くもない、中途半端な顔の女。
まぁリアリティあるよね。
年齢は24歳のみくちゃん。
自己紹介文は好きに変更して良いみたいだったからキモ・オタク丸出しの文章に変えた。
その方がおっさんにウケるやろ!!

好きなアニメはけいおん!ラブライブ!、らき⭐︎すた、R.O.Dと書いた。
オタクならだいたい観てそうなラブライブと、00年代のアニメを取り入れた。
この年代のおじさんは懐かしくなってくれるはずだ。

好きなゲームも書いた。メタルギアソリッドシリーズ。
おじさん好きそうだし、私も好き。

好きな音楽もロックンロールおじさんが好きそうなRCサクセションブルーハーツにしておこう。

好きな食べ物はラーメン、餃子。

野球観戦も好きってことにしとこうかな。
野球のルールはわからんけど。

あとは適当に絵文字を大量に使って可愛らしいプロフィールを作りました。
「連絡先交換できません。また、エッチなお話も苦手なのでNGです🙅‍♀️
ブロックさせてもらいます😿」とか書いた。
スクショ撮ってるからいつか見せたい。

プロフィールを作成してるうちにもう次々とおじさんからいいねが届いた。
このいいねを受けて、いいねを返すとマッチング成立というシステムのようだ。
Twitterでいうフォロー、リフォロー(フォロバ)のようなものか。

信じられない年齢のおじさん(70代。もはやおじいさん)からもきてるが、とりあえず全て返す。
写真がバケモンみたいな顔つきのおじさんもいるが、とりあえず全て返す。
遊び半分とはいえせっかくなら500円ほしいからな。

マッチング成立するとメッセージを送れるようになるので、早速メッセージを送ってくるおじさんたち。

「いいねありがとうございます😆
みくちゃんとお話したいんだけど、このアプリは男性はお金がかかるので直接メールやLINEができる方のみとしています。
みくちゃんは連絡先交換NGとあったので申し訳ないですが、やりとりできません。
わがままでゴメンね💦」

え、なんか私がフラれた感じになってるんだけど何…?



たまーに若い子もいて、18歳の男の子とも成立。

「早速なんですけど、せっくすしたいんです!今日できますか? 」

え????バカ?

同い年くらいの男性とも成立した。が、少し返信するのが遅かったら

「興味がなかったり好みじゃないのであればお願いですから私にいいねしないでください!!!もう誰も信じられない…」

え、こわい…。

出鼻くじかれた感ある。
気軽にできるようなお仕事ではなかった。

これじゃまともにやり取りして報酬もらえるまで続けることが難しい。

でもそんな中、一人だけ私とメッセージを続けてくれる優しいおじさんがいた!
56歳のみちおというおじさん。あだ名はみっちゃん。

「一人暮らしでバツイチです。友達もいないし、休日はいつも一人です。よく変わり者と言われます」

可哀想!!!!!

このおじさんに休日の過ごし方の話を振りまくって、私も友達いなくて寂しいみたいなこと言って仲良くなり、よく行くお店や旅行先の話などで盛り上がり、なんとかノルマは達成した!

おじさんの趣味に私も合わせていった結果「私達、なんだか似た者同士ですね♪」と言われた。
嫌だよ。

おじさんからは何度も実際に会いましょうと打診されたけど見事にかわして粘った。
そうしてようやく達成。

せっかくの休日をおっさんとのやりとりに費やしてしまった。

はあ、疲れた。
全然楽しくないよ!

しかもオタクのおじさんとかいなかった。
これじゃあプロフィールだけ見たら私がオタクのおじさんじゃん…。

そもそもこんな端金でキモおじの相手する仕事が面白いわけがなかった。
おっさんというかおじいさんだったし。
プロフィールの写真もバケモンみたいなジジイの顔ばっかりで、様々なモンスターを見続けてたから夢に出てきそう。
死にかけの爺さんみたいな写真なのに名前が「子猫にゃん😸」だったりして意味わからなくてゾッとしたし、ホラー目指してるのかな。

そしてなんで年収300万未満とかの50代おっさんが「20代の女性希望!」とか言えるんだよ…。

本気で出会い求めてるなら結婚相談所とか地域の婚活イベントにでも行ってきな!




というわけで私のサクラのバイトは半日くらいで辞めました。

サクラだと知らずに課金してメッセージを楽しんでたおじさんたち、ごめんなさい。
良い出会いがあることを祈ってます。

あとさんざんキモいおじさんを叩いたけど
多分キモいおばさんもたくさんいると思うんだよね。
男性のサクラってあんまいないのかなぁ。
誰かやってみてください。

おわり。