こんなセンスのないタイトルある?
クソ懐かしいラジオ。
私が最近この世で一番面白い百合アニメことストロベリー・パニック!を視聴していたのは実はコロナのためでして、実際にストパニを観るとコロナに感染しないというデータが取れているんですね。
みなさんもコロナにかかりたくなければストロベリー・パニック!を観ましょう!
そして、観た後には私へ感想文を提出してください。よろしくお願いします。
……?
先日、私の職場でコロナの陽性者が出まして…
社内のどこかでコロナ出たのは既にあったけど同じ部屋で仕事する仲間から出たのでさすがに動揺した。
それも私の真正面に座るおじさん。何回か登場したデブおじ。
1mくらいの距離だしよく咳とくしゃみをするおじさんなので普段からこの人がコロナだったら私やばそうとか思ってた。
だから陽性だったって連絡きて「終わった…」と思った。
濃厚接触者になるかどうかは保健所の判断待ちということでしばらく自宅待機となった。隣にピタッとくっついて同じPCで仕事してる人もいたし少なくとも濃厚接触者0はありえないだろう。
マスクなしで会話した人もいたらしいし。
濃厚接触者は0人だった。
えっっっっっっっっ。
なので明日からは普通に出勤です!と連絡がきた。
そっかぁよかったぁ……!
えっっっっっっっっっ。怖い。
少なくともその前日に既に体調不良で休んでる人が二人もいたし、喉が痛い人もいたし怪しいでしょ…クラスター発生の予感がするぞ!
密室の部屋で至近距離で仕事してた人もいるのに誰一人感染してないことってある???
みんなそう思ってたみたいでLINEで怖い、信じられないという怒りや不安のやりとりを複数人としていた。
そしてその後、私が急に発熱した。朝は35度台だったのに急に37.5出た。
今度こそ「終わった」と思った。
咳や喉の痛みとかのコロナらしい症状はなくて倦怠感と発熱のみ。
ちょうどTwitterを見ていたら某漫画家のコロナ感染発覚までの漫画が流れてきて、関節の痛みくらいなのに陽性だったという内容だったから私も発熱だけでも十分ありえると思った。
確かに数日前から体調が良くなくて食欲不振だったし倦怠感もあった。味覚もおかしくて、実際に「味覚おかしい」ってツイートもしてた。
一応私とペアで仕事してる人に知らせておこうと思って「私、発熱してて怪しいので◯◯さんもしばらく気をつけてください」みたいなこと送った。
そしたら「私も今測ったら37.5ありました…」と返ってきた。
「終わった」と思った。
クラスターじゃん。
顔の女にも似たような内容で送ったらこんな返信が来た。
「私は熱はないけどさっきから息が苦しい…」
クラスターじゃん!
仲良いおばさんにも似たようなことを送ると
「私はずっと喉が痛いしいつもより熱が高め」
絶対クラスター!!!!!!!!
クラスターとしか思えなかった。
私はその後もずーっと熱が下がらなくて37.5辺りをうろうろしていた。立ちくらみやめまいもひどく、寝たきりになってた。
私がコロナだったら喘息持ちだから重症化しちゃうかな…一人暮らしだし急変しても誰にも気付かれず死ぬかも…。
気を紛らわせたくてTwitterを開いてもちょうどトレンドに20代の基礎疾患ない人が亡くなったニュースが入っててマジで気が滅入った。
その後、上司から電話があり心配ならPCR受けれると言われた。私はコロナだとしか思えないし受けることにした。
保健所に電話するととんでもない騒がしさだった。かなりの数の電話が来ているんだろう。声が聞き取れなかった。
私の名前や住所などの個人情報と体調と陽性者との関係を聞かれた。陽性者との†関係性†なのだから「同じ会社の人」「同僚」「仕事仲間」といったことを答えればいいのに、私は勘違いして「いつも私の正面にいる人なんです…」と答えてしまった。ナニモンだよ。
「正面にいるというのは職場でですか?」と聞かれて「あぁはい」と答えたら「なら同僚ということですね」と言われてようやくあ、そういうことね…と恥ずかしくなった。
相手との距離とか接触についての詳細聞かれるんかと思って構えてたのでつい…。しかも結局そういう情報は聞かれなかった。
かなりの検査数が詰まっているから明後日くらいになりそうと言われて、私ももっと重症な人を先にすべきだと思うし良いと答えた。
なのに「でも陽性者が近くにいてその熱は心配ですよね…何かあってからだと遅いですし」と言って調整してくれた。 こんなクソ忙しいのに対応してくれた親切さに泣きそうになる。
検査はドライブスルーができないから(私はまともに運転ができない)自宅に来てくれることになって、明日の朝行きますって言われた。
その日の夜も発熱は続いていて、ずっと37.5前後をうろうろしている感じ。
どうしても気が滅入るしTwitterのオタクに元気の出るアニメを聞いたら「ファンタジスタドール」と言われたのでdアニメに加入して観ようとしたんだけど、結局まだ観てない。というか今思い出した。すっかり忘れてたよ。観るね。
女の子がいっぱい出てくるアニメで癒されたいしわけわかんない話でツッコミどころが多くて笑えるようなアニメも観たいなぁと思っているうちに「ストロベリー・パニック!」の存在を思い出した。
まさにそんなアニメだし、少しでも気が紛れたらいいなと思ってストパニを観始めた。
以下、その日の私の体温の記録です。
18:23 37.3
19:35 37.4
20:42 37.6
21:15 37.5
22:00 37.6
22:51 37.4
23:12 36.9 ←ストパニを観始めた時間
23:35 36.8
0:33 36.8
7:00 36.6
8:33 36.5
以下平熱
こんなことある?????
最初の発熱から1時間おきに記録していたから省略してるけど熱が出始めた昼くらいから36度台に下がることは一度も無かったんだよね。
なのにストパニ観始めてから急に下がったから草。
翌朝はだいぶ体も楽になっていた。
検査はキャンセルした方が良いかな…と思うくらいだった。まぁ実際感染してる可能性はあるし受けるに越したことはないから受けることにしたけど。
家で保健所の人が来るのを待った。あと30分くらいで行くのでそれまで食べたり歯磨いたり飲み物飲まないでくださいって連絡がきた。
防護服みたいなの着てやってきたら近所の人に丸わかりだし、玄関でデカい声で検査の説明とかされても丸わかりだし、そもそもたくさんの家回ってるっぽくて怖いからあんま家の中には入ってこないでほしいな…と思っていたけど全て杞憂だった。
ポロシャツにマスクだけしたおばさんがやってきた。ドアの前で容器を渡されて、「この線まで唾液入れてください」とだけ言われてドアを閉めた。
それから唾液を必死にかき集める作業が始まった……。
梅干しのこと考えたり俯いてみたりあらゆる方法を検索したりして唾液を出すのを頑張った。
そしてその日の夜、結果の電話があった。
その時期、都会と違って最大で60くらいの感染者しか出てないから感染者一覧みたいなのに載ったら私だって知ってる人にはわかっちゃうだろうな…年代か性別のどちらかは非公表にしとこうかな。とかいろいろ考えてた。
「陰性でした」
「あ…はい……」
リアルにこんな感じのリアクションになってしまった。長い療養生活の始まりに向けてネットスーパーで食料やポカリなどを買い込んでいたのは何だったのか。
でも良かったー!ひとまず安心。恐らく精神的な不安で発熱してたんだろうな。
そうしてろくろくちゃんはその次の週から普通に出勤し始めましたとさ。
〜第一部・完〜
本当ならここまででこのブログは終わりだったんですが…。
コロパニの二期が決定してしまいまして…。
それは平穏な日々が戻ってから約2週間後のこと……今度は私の隣の席の人が陽性になっちゃった!
一期で私と同時期に発熱した人ね。あれが伏線だったのかな?見事な伏線回収だね。
その人の家族が陽性だったらしくて「濃厚接触者になるのでしばらくお休みします」と直接私にLINEがきた。震え上がったよね。
まだ隣の人が検査前の段階から私はまた微熱が出始めてた。でも、はいはいまた不安からのやつね(笑)ってなってたからかあんまり上がらなかった。
そして上司は普通にみんなは出勤してくださいとか言ってきた。怖いんだけど……。
デブおじの時保健所が濃厚接触者0人って判断したから今回もし私の隣の人が陽性だったとしても濃厚接触者になる人はいないだろうって判断らしい。
なったが。
そう、隣の席の人は検査で陽性が確定して、それからすぐ私に保健所から連絡があった。
見事に私は「濃厚接触者」と判定されたのだった。
私濃厚接触者じゃん。なんで確認前に出勤指示したの???周りからしたらクソ迷惑だよ。
上司に濃厚接触者になったこと伝えたらとてもうろたえていた。
どうやら保健所から会社には私は念のため検査をしておく対象者なだけで濃厚接触者にはならないと伝えていたらしい。
なのに保健所の人が私に連絡する時はやっぱり隣の席で一緒に仕事していて同じ電話使ったりしてるんだから濃厚接触者として扱いますってなって急に濃厚接触者になったみたいだった。
私が濃厚接触者になると確実に仕事がヤバいのはわかっていたので上司は保健所にもう一度聞いてみる!とか言って必死に濃厚接触者じゃなくなるように交渉しようとしてた。キモ。
この辺りで私や顔の女はドン引きしていた。まぁ結局保健所が言うなら仕方ないと濃厚接触者で確定したけど。
それから私は2回目のPCR検査となった。まぁもう2回目なので唾液もスムーズに溜めれたね。ふふ。
検査に至るまでも色々あって、日曜は保健所が休みだからできないってなったのに月曜日からみんなを出勤させてもいいのか判断したいから日曜に結果がわかるようにしたい!保健所にそう言ってみて!と上司が無茶振りしてきた。
保健所の人にはもちろん断られたし「会社の人がそう言うんでしょう?なんだか大変ですね…」と同情されたり上司の頭のおかしさや我々社員の健康を軽視していることが伝わってきたので顔の女と「サイコパス上司」「怖い」「人じゃない」「非常識」「キモい」「ハゲ」などドン引きしたLINEを送り合ってた。
私以外にも濃厚接触者は複数いたのにそれでもすぐ出勤させようと考えてることもちょっと常軌を逸してるよね。
そして検査結果は陰性でした。
楽しい連休の始まりだ!!!!
と思ったのも束の間、電話の嵐の日々の始まりだった。
クソゴミカス職場なので私が担当してる仕事は私しかできなかった。
一から聞いてくるような電話が一日10件以上来る。メールも同じくらいくる。
マニュアルは作成していたのでそれを見るように伝えたのに、マニュアルに書いてあることまで聞いてくる。まず読めよ。
これが顔の女とかなら許すし嬉しくて長電話しちゃうけど、上司だからな。マジで終わってるよ。
電話の量がすごくて狂うかと思った。始業開始とともに私に30分〜1時間おきくらいに電話。
シャワー浴びたりしてる間にも着信は溜まるし、ストーカーにでもつきまとわれてる気分だった。
2週間で合計70件の電話と50件のメールだった。キレそうだったけどこれで私が急に飛んだらこの部署どうなっちゃうんだろ?(笑)ってことがよく知れて良かったです。
ちなみに保健所からも毎朝私の体温と体調確認の電話がきていました。
ひきこもって過ごすのは大好きだからアニメやゲーム、読書、勉強とかいろんなことをして過ごしてた。でもなんだろう、出られないとなると窮屈さを感じてしまうのは…。
Twitter見てると、これほしい!買いに行きたいな…今日休みだから行けるじゃん!とか思ってしまってハッとするみたいなのが何回かあった。
そうして私は家から出ることなくネットスーパーやパパろくデリバリーを使って(ママろくが作った弁当を届けてくれた)なんとか生活をしていた。
幸い最後まで熱も上がることもなく(むしろ平熱35度台とかなので保健所に伝える時恥ずかしかった)元気に復帰できました。
ちなみにデブおじや隣の人ももう治って一緒に働いてます。デブおじは一時悪化して入院していたのでそのおかげかスラッと痩せててびっくりした。
そして今回のことでみんな上司への不満が爆発していた。会社自体はコロナ対策割としっかりしてる方なのに、上司が危機管理能力無さすぎてうちの部署だけ対策サボっててこの有様だからね。
コロナも緊急事態宣言出てるのに関東に帰省した上司が持って帰ってきた疑惑が出ていて、みんなキレてる。
私の隣の席の人も結局家族から感染したのではなく、デブおじから感染して拡がった説が濃厚らしかったし下手したらクラスター発生でローカルニュースになってたよ。よかった。
それにしても意外とこんな近くにいても感染しないものなんだねぇ。
もうすぐ職域接種が始まるけど、私はメンタルが弱いので副反応自体は大したことなくても不安だけでまた発熱しそうな気がしています…。
そんな時はまた、ストロベリー・パニック…いや、次は神無月の巫女でも観ようかな。
ワクチン打ったらまた旅行とかライブとか行きたいね。
みんなそれまで元気にしててね。
おしまい